ラブストーリーは突然にー2002あるばむみっくすー

（リカ、公園でカンチと面と向かって
こう叫ぶ）

くやしいよ。
くやしいよ。カンチ。

気持ちは一つしかないんだよ
二つはないんだよ。
何処に置いて来ちゃったの？
24時間好きって言っていて
こうしてても
友達と遊んでいても
カンチの心全て好きって言ってて
ちゃんと捕まえて手
私だけをみてて

じゃなきゃ、何処かに行っちゃうよ・・。
（東京ラブストーリー第5話より）

凄く暇なので今日一日かけて
残っていたビデオの一気に観る会を開いた。
何だろ、あの頃はカンチの優柔不断さに
結構「なーーーーんで、そこで抱きしめて
あげない？」とか。「えーーー、リカの気持ち
受け止めてあげられない？？？」とか
思ってた。・・・too　young。

a　day。今、彼の優柔不断な気持ちの奥が
今この年齢になって判る。好きなんだよ。
本当はリカのことがね。関口（有森さん）の事
気にしてるんだけど、本当はリカのこと
好きだったんだよ。でも、彼女は自由奔放で
生き生きと、まるで世界をひょいひょいと
渡って生きて行っている。それを彼はつなぎ
止めるだけの勇気がなかったんでしょうね。

だから彼は、リカのこと好きって言えなかった
んだと思う。最後に海岸沿いの駅ですれ違い
のまま別れてしまって、本当の自分の気持ちに
気付くじゃない。リカは自分のステップアップの
ために遠いところ（アメリカ）に行くじゃない。
そのときに本当に好きだったのはやっと誰かって
判ったのにね。今の自分ならリカの全てを受け
入れるって判ったのにね・・。もう、遅かった
んだよね。

好きって言いたかった。本当は。

そんな気持ちに気付いたら、泣けてきた。
もう、これから逢えなくなるんだろうな。
ってカンチを観て思った。

後は、聞かせてくださいで。